設置場所に集まった同会会員と警察関係者ら
暴力団のいない安全なまちづくりに取り組む多摩区暴力団等排除協議会（星川光明会長）が５月23日、登戸駅多摩川口の歩道橋に横断幕を設置した。多摩沿線道路や駅利用者に向け、啓発を図る。
同会が横断幕を設置するのは、東生田小学校と菅小学校近くの歩道橋に続いて３カ所目。これまで同様、他地域からの通過点として交通量の多い場所を選んだ。星川会長は「多摩区外から来る車もよく通る道で、アピールできる。抑止力として多くの人に見てもらえたら」と思いを話した。
「暴力団いらない！ 安心安全な多摩区」と書かれた横断幕は横８・５メートルで、同会会員の企業で製作。多摩警察署の加藤和男署長は「皆さんが非常に力を入れて取り組んでいる。大変ありがたい」と話していた。
同会は区内の企業や団体で構成され、会員１０２人。区内には現在、暴力団に関する事務所はないという。
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