多摩区版 掲載号:2019年6月14日号 エリアトップへ

市立学校全トイレ 洋式化、22年度完了へ 多摩区内5校で着工

教育

掲載号:2019年6月14日号

  • LINE
  • hatena
快適化済みのトイレ(幸町小)
快適化済みのトイレ(幸町小)

 川崎市教育委員会は、市立学校のトイレ環境を改善しようと、和式トイレを2022年度までに全て洋式に変える方針を決めた。昨年度に設計などの準備を進め、今年度は30校で工事完了を目指す。今後は完了に向けて着手校数を増やすことが課題になる。

 市は22年度までに市立の小中学校、高校、特別支援学校の全175校でトイレの快適化を行う。快適化では、和式トイレの洋式化、清掃のしやすさを考慮し床をタイルからビニールに変更の2点が柱となるほか、環境に配慮して照明を省エネ効果のあるLEDに付け替えたり、節水のため手洗い場を自動水栓にする。

 今年度は小中学校30校で快適化の工事に着手し、2校で再生整備によるトイレの改修を行う予定。多摩区内は長尾小と下布田小、菅中、枡形中、南生田中の5校が対象になっている。

 学校トイレの排水管は最下階から最上階を縦に結ぶ構造で設置されており、各階のトイレの汚水が同じ排水管を流れている。そのため、「系統」と呼ばれる排水管ごとの単位で水を止めて工事を実施。工事は授業への影響がない夏休みを中心に進めていくという。

 昨年度に再生整備が完了し、全トイレが快適化した市立幸町小学校(幸区)の教諭は、トイレ快適化について「子どもたちは、洋式のトイレに慣れている。照明が以前より明るくなり、臭いも改善されたことで行きやすくなった」と話す。市の担当者は「洋式化を基本に進めているが、便器に肌が触れるのを嫌がる声もある」とし、各校の要望を踏まえて和式を残すなど、臨機応変に対応している。

年間着工数に課題

 市は17年度末に3カ年計画として策定した「かわさき教育プラン第2期実施計画」の中で、今回のトイレ快適化に関する方針を示している。18年度までには、校舎の建て替えや新築に合わせて26校で快適化が完了。今年度からは毎年約30校ずつ快適化する計画を目標としており、最終年度の22年度には52校の改修が必要になる。

 市の担当者は「目標年度までに全校で快適化を完了させるには、年間で着工する学校を増やす必要がある。予算との兼ね合いもあるが、完了を目指して取り組んでいく」と話している。

多摩区版のトップニュース最新6

外国人相談窓口を拡充

川崎市

外国人相談窓口を拡充 社会

11言語で対応 7月中めど

7月19日号

募金でアジサイ30株

長尾

募金でアジサイ30株 社会

まつりで呼びかけ、植栽

7月19日号

秋の4連休 今年も

川崎市立校

秋の4連休 今年も 教育

保護者・教員に「有休」促す

7月12日号

手足口病 2年ぶり流行

手足口病 2年ぶり流行 社会

市内で警報、感染広がる

7月12日号

「園庭なし」4割超

認可・認定保育施設

「園庭なし」4割超 社会

市、公園混雑に「対策探る」

7月5日号

国の文化財 登録へ

二ヶ領用水

国の文化財 登録へ 社会

官民一体 「価値高め、後世に」

7月5日号

子育て支援に新連携

中野島

子育て支援に新連携 教育

「ネットワーク」8月発足へ

6月28日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月12日0:00更新

  • 7月5日0:00更新

  • 6月21日0:00更新

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

4日間のスポーツ体験

4日間のスポーツ体験

夏恒例、無料イベント

7月23日~7月26日

多摩区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年7月19日号

お問い合わせ

外部リンク