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多摩区・麻生区 経済

公開日:2019.07.12

6割、人材確保に苦慮
県中小企業アンケート

 県内の中小企業と小規模企業の経営状況や支援ニーズを把握するため、県は昨年10月から11月、2600社を対象にアンケート調査を実施。先月、集計結果を発表した。

 重視している経営戦略上の課題については、「人材の確保・採用・育成」が昨年から13・9ポイント増え、63・9%でトップに。人材確保の充足感については、「あまりできていない」が前年から9ポイント増加の38・9%と最も多かった。

 人材の雇用・採用にあたっての課題では、「求める質の人材がなかなかいない」が59・0%と最多。「応募者の数がなかなか集まらない」も43・9%に上るなど、人材確保に苦慮している姿が浮き彫りになっている。

 関連法の施行を控えた働き方改革については、「取り組んでいる」が前年から39・8ポイント増加して76・3%に。実施している取り組みでは「長時間労働の是正」が67・6%で最も多く、次に「有給休暇取得の奨励」が41・8%だった。

 アンケートの詳細については、県産業労働局中小企業部中小企業支援課のウェブサイトへ。

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