優れた技術や技能を持ち、産業の発展や市民生活を支える人々を「市内最高峰の匠」として川崎市が認定する「かわさきマイスター」。その技の持ち主が集結する「匠展」が9月6日と7日、多摩区役所で行われた。
同展はかわさきマイスターの技を市民に知ってもらおうと、14年ほど前から多摩区役所で毎年開催。今回も技能の実演や体験、製品の展示や販売が行われた。
認定者が昨年度100人を超えたというマイスターの中から、2日間で15人が参加。多摩区からは関戸秀美さん(神社寺院銅板屋根工事)と栗田佐穂子さん(洋裁・介護服)、加藤眞理さん(ステンドグラス製作)、内海正次さん(寝具技能士)の4人が参加し、来庁者と交流した。同じく多摩区のマイスターで、共に美容師の三上峰緒さんと蓮見正道さんの技術についても展示された。
西生田で寝具店を営み、1998年にマイスターに認定された内海さんは2日目に出展。座布団などを展示し、「冨田屋流」という技能を生かした布団づくりについて説明した。「座布団や敷布団は縫い目のない方が頭」「敷布団は体の重みに合わせて綿の入れ方が違う」と内海さん。マイスターに認定されて20年経ったことについては、「やっていることは変わらない。既製品が増える中でも、こだわっている人は使ってくれる」と話していた。
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