多摩区の交流都市で、2006年の7町村合併により誕生した南房総市(千葉県)が10月19日、今年も多摩区民祭にブースを出店。地場産の野菜や果物、魚介類の加工品などを販売した。
多摩区は1994年の友好都市宣言により、当時の千倉町(現・南房総市)との交流を開始。両地区の一大イベントといえる「多摩区民祭」と現在の「南房総市産業まつり」に、それぞれ出店するなど親睦を深めてきた。
南房総市の千倉地区で(有)さんすい漬物を経営する渡辺和夫社長(72)は、多摩区民祭のブース運営に携わり十数年。寿司の「がり」が主力商品の同社は、かつて取引で川崎市中央卸売市場北部市場(宮前区)を頻繁に訪れていたといい、川崎市とは深い縁がある。渡辺社長はこの日、きゅうりのからし漬けなど自社製品のほか、市内産の梅干しやみかん、レモンを販売。「毎年のように来てくれる常連さんもいてうれしい」と目を細める。南房総市は先月の台風15号で大きな被害を受け、同社の工場では屋根が飛ばされ、ブルーシートで補修。先週の19号でそれもはがれたという。「『大変でしたね』『大丈夫ですか』と声をかけてくださる方もいた」と感謝をにじませた。
多摩区からは区観光協会が11月24日、南房総市産業まつりに出店。荻原圭一多摩区長も現地入りし、川崎市菓子協議会多摩麻生支部の和菓子の販売や、川崎市が推進する水素社会実現に関するPRを行う予定だ。
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