創立40周年を迎えた川崎市立枡形中学校(大津裕一校長・生徒390人)は11月10日、記念式典と祝賀会を同校体育館で開いた。式典には、同校の生徒や教職員をはじめ、現役PTAとOB、地域の関係者ら総勢約550人が参加。40周年のテーマとシンボルマークが紹介されたほか、生徒が取り組むエネルギー環境学習と福祉学習の成果が発表された。
生徒たちの思い、一つに
40周年のテーマは、生徒会本部が考案した「飛翔〜永遠(とわ)に紡ぐ枡形の輪〜」。クラスで集めたアイデアを学年ごとに一つにまとめた案や、生徒会本部の案など最終的に4候補に絞られ、各学年の学級委員や生徒会役員らによる「評議会」で決定した。生徒会本部は「40周年という一年は土台になり、その上に枡中の歴史は永遠に続いていく。私たちが輪をしっかりと紡ぎ、永遠に受け継がれる伝統を大切にしようという思いで考案した」と説明する。
シンボルマークは、今年3月に公募した作品を生徒集会で4候補に絞り、4月に全校生徒による投票で選出された。テーマの横断幕とシンボルマークは、式典当日に会場に掲示された。
40周年の記念品として、実行委員会が製作した記念誌がお目見え。学校にテント3張り、生徒には航空写真がプリントされたクリアファイルが贈られた。地域教育会議の川鍋賢昭議長には、大石千明実行委員長=人物風土記で紹介=から感謝状が贈呈された。
生徒による発表では、省エネ環境委員会がエネルギー環境学習、福祉委員会が福祉学習の成果をステージで披露。最後は全校合唱「虹色の未来」、校歌斉唱「燃やせ若人」で締めくくった。
稲田中学校から分離独立し、1980年4月に開校した枡形中。これまで約5900人の卒業生が羽ばたいていった。
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