多摩区版 掲載号:2019年11月29日号 エリアトップへ

自治会 生田山の手 交通問題 解消へ一歩 タクシー活用から検討

社会

掲載号:2019年11月29日号

  • LINE
  • hatena
3回目の意見交換会
3回目の意見交換会

 小田急線生田駅と生田浄水場の間に位置する、山坂の多い「生田山の手自治会」(望月俊男会長)。高齢化が進む中、バス路線のない同地域に新たな交通手段をつくろうと、自治会内で交通問題推進協議会を今月設立。地元のタクシー会社・生田交通(株)(吉川和位社長)の協力のもと、検討を進めている。

 約700世帯の同自治会は坂や狭い道路が多く、交通手段の整備が長年の課題とされてきた。2007年には近隣4自治会で「乗合タクシー」の需要調査を実施。その後も、多摩スポーツセンターの巡回バス活用を打診するなど働きかけてきたが、進展はなかった。

 新たに動き出したのはこの夏。川崎市議の各務雅彦さんを交えた意見交換会を皮切りに、生田駅前にタクシー乗り場を持つ生田交通も2回目の話し合いに参加。吉川社長は「営業地盤は生田駅中心。バス路線のないルートであれば、デマンド型タクシー(ルートを決めない乗合タクシー)が認可される可能性もある」と前向きに説明した。

「乗り場」新設案

 今月22日に同自治会館で行われた3回目の意見交換会には、市まちづくり局交通政策室の担当者も同席。コミュニティ交通導入までの流れや制度について説明し、生田と中野島をつなぐ乗合タクシーや福祉施設のバス車両活用など、複数案の可能性を探った。

 その中で、比較的実現しやすい「自治会内にタクシー乗り場を新設する」案から検討を進めることを決定。乗り場ができれば310円の迎車料金がかからず、利用者の負担が軽減される。まずは場所の候補を自治会内で検討し、来月改めて話し合うことになった。

 協議会は望月会長と5人の副会長、民生委員らを中心に発足。各機関との調整役を担う各務さんと、吉川社長が顧問に就いた。今後希望があれば、近隣自治会の参入も受け入れていく考えだ。望月会長は「この地域は65歳以上が3割を超え、交通手段を確保しなければいけない。将来はバスが通ると良いが、それまでにできることを進めていく」と思いを話す。

 住民主体の協議会から実現した地域交通の事例として、多摩区では長尾台地区のコミュニティバス「あじさい号」が2014年から運行。麻生区高石地区の「山ゆり号」も、一部多摩区との区境を運行している。

多摩区版のトップニュース最新6

対象施設 7割未作成

水害等避難計画

対象施設 7割未作成 社会

市、台風被害受け危機感

12月6日号

背泳ぎで東京めざす

パラ金メダリスト成田真由美さん

背泳ぎで東京めざす スポーツ

来春、代表選考会に照準

12月6日号

女子 初の関東大会へ

稲中駅伝部

女子 初の関東大会へ スポーツ

27年ぶり市制覇、1日号砲

11月29日号

30施設 復旧は来年度

多摩川河川敷

30施設 復旧は来年度 社会

市、原状回復へ補正予算

11月22日号

公私立 枠超え継続

こどもふれあいステージ中野島

公私立 枠超え継続 教育

カリタスに生徒ら175人

11月22日号

住民説明会 月末に

フロンタウン生田

住民説明会 月末に 経済

市、川崎Fと契約へ

11月15日号

あっとほーむデスク

  • 12月6日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

  • 11月22日0:00更新

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

多摩区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年12月6日号

お問い合わせ

外部リンク