民家園通り商店会は7月18日に開催予定だった「夏まつり」について、翌週25日への延期を検討している。新型コロナウイルスの影響を踏まえた規模縮小を前提とし、5月の連休明けに再協議。7月中の開催が困難と判断されれば、再延期案の9月26日に開催できるかを6月末までに決定する方針だ。
毎年恒例の同イベントでは、向ヶ丘遊園駅の南側一帯の商店街を交通規制で歩行者天国にし、300人規模のパレードや複数の特設ステージを企画。会場には約60店が出店し、例年約4万人が訪れる(主催者発表)。商店会のほか町会、こども会メンバーが実行委員会に名を連ね、地元団体や企業、学校関係の有志ボランティアが協力するなど、地域一体で企画運営を担うのが特徴だ。
実行委員会の委員長を務める同商店会の井野大輔会長は「過去に中止したことはなく、毎年楽しみにしている子どもたちも多い。縮小してでも可能なら継続したい」と胸中を明かす。
「地元の期待大きい」
2016年からはパレードに学生サンバ連合が加わり、ダイエー向ヶ丘店前の特設リングでは野外プロレスが定着するなど、規模は年々拡大しつつある。22回目になる今年も例年同様、7月第3土曜日を予定していたが、パレード参加団体やブース出店数を減らすなど、規模を縮小する方向で調整。日程延期を模索しているが、開催中止の可能性もある。
第1回夏まつりから運営に携わる同商店会顧問の岩野正行さんは「ダイエーやJR、小田急、川崎信用金庫など地元企業には、ブース出店や(抽選会の)景品提供など多大な協力をいただいている」と感謝を示し、「地元の皆さんからの期待は大きい」と話す。登戸南町会では運営用に車いすや担架、リヤカーを貸し出すほか、夏まつり当日に役員らが警備ボランティアとして協力。同会の嘉弓三男会長は「横のつながりを大切に、商店会や各団体ともお互い仲良くやっていけたらいい」と語った。
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