風水害時に避難所でペットを受け入れることについて、川崎市は今月2日、ウェブサイトで公表。避難時の注意事項を併せて公開した。
台風19号が到来した昨年10月、市危機管理室はペットの同行避難も可能だと市民に周知したが、ペットを理由に避難所利用を断念した人もいたという。避難所側が受け入れを断る事例もあり、混乱が生じていた。これを踏まえ、危機管理室は各区の担当を通じて避難所の学校と調整。生活衛生課はチラシを作成し、区役所や動物病院で配布するなど広報を強化した。危機管理室の担当者は「ペットがいることで避難をためらうことがないよう努めたい」と話す。
アレルギー等の観点から、市は人とペットの避難空間を分ける受け入れ方法を採用。避難時はケージ持参が必須で、その他の注意事項は市サイトの動物の防災対策ページで確認できる。人に危害を加える可能性のあるペットは同行避難を断る場合もある。生活衛生課の担当者は「高台や友人宅、動物病院など避難所以外の預け先を探すことも備え」と呼びかける。
なお、避難所での生活が長期化しやすい震災時の同行可否は、各避難所の判断に委ねるという。
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