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多摩区・麻生区 文化

公開日:2020.07.24

お笑いコンビ「サイダー」
レスラー打撃技、ネタに
単独ライブで初企画

  • 武本さん(左)にチョップを入れる井土選手

 中野島出身の水岡ともやさん(20)と武本よしふみさん(19)によるお笑いコンビ「サイダー」が7月18日、都内ホールで単独ライブを行い、ヒートアップ(多摩区)所属のプロレスラー・井土徹也選手(20)がゲスト出演した。

 客席を減らし、来場者への検温や消毒など新型コロナ対策のもと行われた当日は、40人が入場。「サイダーの実験室」と題し、漫才やコント、ピン芸などが披露された後、最後に井土選手が登場。告白シーンや昔話の「浦島太郎」などさまざまな場面が設定され、3人が各々の役を演じて笑いを巻き起こした。

 お笑いライブに初出演した井土選手は「お客さんを楽しませる視点で、プロレスに生かせる経験ができた」と笑顔に。水岡さんは「4割が台本なしだったがよくできた。今後も小さな公演を積み重ねてネタを増やしたい」、武本さんは「初のピン芸や普段やらないネタで自信がついた」と充実感をにじませた。2人と同じ中野島中学校出身の宮田悠帆さん(20)、三登咲希さん(19)は「地道に努力を重ねてファンが増えている。地元の星として活躍してほしい」と願いを込めた。

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