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多摩川梨 日照もどり、収穫期へ 効率化図る「接木」栽培も

社会

公開:2020年8月7日

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枝と木の接合部を説明する上原さん(上)、等間隔に並ぶ梨の木
枝と木の接合部を説明する上原さん(上)、等間隔に並ぶ梨の木

 多摩川流域で栽培されている「多摩川梨」が、今年も収穫の季節を迎えた。7月末まで続いた長梅雨で日照不足が心配されたが、天気も回復し、大きくみずみずしい実を楽しめそうだ。

 菅稲田堤の上原新三さん(56)は、親子3代にわたり梨園を営む。「妻の父が2代目。2001年に会社を辞めて手伝い始めた」と上原さん。8年前に父親が亡くなったとき、古くなった果樹棚と木を刷新。樹木同士を直線状に接ぎ木して栽培する「ジョイント仕立法」を取り入れた。

 この栽培法では早期に生産量が回復でき、枝が均一に伸びるため剪定や収穫の効率化が図れるという。上原さんの梨園では2メートル間隔で約200本の木を育成。「枝が魚の背骨のように伸び、非常に単純な構造。作業も簡単で次の世代に継ぎやすい」。同園では甘みと酸味のバランスがとれた「豊水」が、9月上旬にかけて収穫のピークを迎える見込みだ。

 多摩川梨はかわさき農産物ブランドの一つ。直売所やJAセレサ川崎の大型直売所「セレサモス」などで販売される。

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