菅地区の伝統野菜「のらぼう菜」を代々作る高橋孝次さん(88)=菅野戸呂在住=は10月13日、市庁舎を訪問。栽培方法やおいしい食べ方を伝えようと、今月刊行した『のらぼう菜―太茎多収のコツ』を20冊、福田紀彦市長に贈った=写真。
高橋さんは「ずっと書きたかった本が完成してうれしい。市長にあげることができて最高に幸せ」とコメント。妻の寛子さん(83)は「のらぼう菜を長年研究してきて、多くの方の協力で本を作ることができた」と感謝を表し、「今年春も(夫が)収穫して予約もたくさんいただき、よく売れた」と振り返った。
福田市長は「のらぼう菜というと高橋さんのイメージ。こうして本にしてもらったことは、川崎市にとって大変な財産。ありがたく活用させていただく」と語った。
17歳で就農し、のらぼう菜の栽培に注力してきた高橋さん。その成果を後世に伝えようと、約40年にわたり市内学校で出前授業を続けてきた。栽培方法が評価され、5年前に日本特産農産物協会による「地域特産物マイスター」に認定。生産者らによる「菅のらぼう保存会」の会長も務める。
農山漁村文化協会発行の同書はA5判88ページ、税込1320円。市内書店や通販サイトAmazonで購入できる。
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