第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が10月17日に立川市内で行われ、専修大学は総合10位で7年ぶり69回目の出場権を獲得した。来年1月2日と3日の本選に向け、長谷川淳監督(36)は「伝統のSを胸に古豪の復活を見せたい」と意気込む。
予選会の会場は陸上自衛隊立川駐屯地周回コース(21・0975キロ)で、関東46校が参加。各校の出場選手(10人以上12人以下)上位10人の合計タイムで競われ、12人が出場した専修は10時間33分59秒で、予選通過の最後の切符をつかんだ。
44位の木村暁仁選手(1年)に次ぎ、主将の茅野雅博選手(4年)はチーム2番目の56位でゴール。「入念な準備がこの結果につながった。本選では出場に満足せず、専修大学の強さが表れる走りをチーム全員でしたい」と展望を語る。
1924年創部の専修大学陸上競技部は第15回箱根駅伝に初出場し、第20回で総合優勝した。現在は選手46人、マネジャー5人が在籍。生田キャンパス(東三田)を拠点に、多摩川河川敷をはじめ等々力陸上競技場でも練習する。
多摩区に住むマネジャーの仲谷昂華(こうが)さん(4年)は市立枡形中学校出身。当時、仲谷さんが陸上を教わった田代洋平教諭は、後輩マネジャーの土屋友乃さん(3年)=麻生区在住=が所属した市立橘高校(中原区)陸上部の顧問という縁もある。「川崎市の中でつながりを感じた」と仲谷さん。「幼いころから専修大が多摩川で練習している姿を見てきて、いつか自分も同じようになりたいと思っていた」と明かす。土屋さんは「多摩川で練習中、応援の声をかけていただくことがある。温かいまちだと感じるとともに、練習を頑張る活力になっている」と感謝を表す。
多摩区の荻原圭一区長(60)は法政大学在学中に予選会を走り、本選でもメンバー入りした箱根駅伝の「先輩」。「大学創立140周年の記念すべき年に、おめでとうございます」と祝した。
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