コロナ下のテレワーク推進など、生産性向上や働き方改革で成果をあげる中小企業として、川崎市は2月9日、市内7社を表彰した。公的施策の活用や独自活動等による優れた取り組みで、多摩区2社のほか川崎区4社、宮前区1社が選出。市役所第3庁舎で表彰式が行われた。
多摩区の表彰企業はQLデンタルメーカー(株)とストーリー(株)。歯科技工所を営むQLデンタルメーカーは、自宅でCAD(コンピューター支援設計システム)デザイン業務ができる在宅ワークセットを開発。ITツール活用により残業時間削減を達成し、コロナ下の取り組みとして短時間でリモートワーク対応の技術習得ができる仕組みをつくった。
人材紹介やコールセンターなどサービス業を営むストーリーは、企業の短時間雇用のニーズを把握し育児中の母親やスポーツ選手をマッチングさせ、雇用を促進。コロナ下で人材育成のオンラインセミナーを開講した。
川崎市は川崎商工会議所や川崎信用金庫、横浜銀行などと連携し「市働き方改革・生産性革命推進プラットフォーム」を2018年に設置。市内中小企業のうち、同プラットフォームに所属する団体等の推薦を受け、一定の基準を満たした企業が表彰されている。
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