二ヶ領せせらぎ館で展示されていた黄金色のナマズ「たまずん」が先月20日から、JR川崎駅近くの「カワスイ 川崎水族館」に居を移し、期間限定で展示されている。新居は「黄金=お宝」にちなみ、宝箱を模した水槽。せせらぎ館のときと同様、のんびりとした姿で来館者を迎えている。
たまずんがいるのは、カワスイで同日始まった特別企画展示「黄金さかな博」内。アジアアロワナやゴールデンテトラ、ドラドキャットといった、同じ黄金色の魚9種300匹と共に並んでいる。
昨年6月に多摩川で釣られ、公募で名付けられたたまずん。色素が減少して黄金色になる黄変種と呼ばれ、全国的にも珍しいという。同企画展示は6月末まで。
お手製「消毒器」も
たまずんが不在になった二ヶ領せせらぎ館では、代わりに「足踏み式たまずん消毒器」が入口で出迎える。「子どもたちの目にかからないように子ども用も後から足した」と制作者の安立潔さん。近所の保育園園児からは「ナマズはどこ?」との声も聞かれ、たまずんの帰りを待ち望む。
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