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多摩区・麻生区 社会

公開日:2021.06.18

バス事故、火災想定し訓練
多摩消防署と小田急バス

  • 出火に備えホースを伸ばし、バスから要救助者を救い出す場面

 多摩消防署(若林薫署長)は6月15日、小田急バス登戸営業所(石橋達哉所長)で危険物安全週間に伴う消防訓練を実施した。消防隊と営業所社員が参加したほか、多摩消防研究会(増田隆会長)と危険物を保有する事業者も見学。危険物事故に対する体制強化を図った。



 訓練では、路線バスが走行中に、対向車線の普通自動車が運転を誤り正面衝突したと想定。バスに乗客1人が取り残され、燃料タンクに亀裂が入り軽油が漏れて出火したこととし、運転手による通報から要救助者の救出、消火まで一連の行動を確認した。



 同営業所の石橋所長は「一人ひとりが見事に連携し、迅速に活動されていて、まさに訓練のたまもの。私たちも安全運転と危険物の安全に努め、貢献したい」と講評。若林署長は「小田急バスの協力で実践的な訓練ができた。いろいろなことを想定して訓練を積み、皆さんの期待に応えたい」と語った。



 消防庁が制定した危険物安全週間は毎年6月の第2週。石油類をはじめとする危険物の災害防止を呼びかけ、今年の推進標語は「事故ゼロへ トライ重ねる ワンチーム」だった。

 

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