「私たちからのお願いです!」「普通ごみには混ぜないで!」「分ければ資源! 混ぜればごみ!」--。川崎市は多摩区内の市立小学校の協力を得て、4年生の児童がごみの分別を呼びかける音声データを作成。7月1日から、多摩区と麻生区内を回るごみ収集車で放送している。
市によると、資源物の「ミックスペーパー」「プラスチック製容器包装」の約6割が普通ごみに混入。年間で約5万トンが燃やされているという。分別を促進するため、今回の音声放送を企画。4年生を対象に市内校に出向いて実施している「出前ごみスクール」に関連し、区内1校の協力で実現した。
放送では広報音楽「好きです かわさき 愛の街」とともに、児童グループが分別を呼びかける音声が流れる。多摩区、麻生区で収集車41台を稼働する多摩生活環境事業所(枡形)の担当者は「子どもの声に驚いて顔を出してくれたり、興味を持ってもらえている」と手応えを語る。他事業所については各エリアの小学校と調整し、音声データができ次第、順次実施するという。
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