所属チームや学区を越えて、サッカーを通じた交流と成長を--。小学生以下を対象に技術指導を行う「クーバー・コーチング・サッカースクール多摩宿河原校」(石川洋平代表)は7月27日、参加無料の交流ゲームイベントを企画。活動拠点の河川敷フットサル場「多摩川球s倶楽部」(宿河原)に会員と一般児童70人以上が訪れた。
地元校の児童に参加してもらおうと、同イベントは市立小学校が休校になる川崎市制記念日(7月1日)に予定していたが、荒天のため延期に。同スクールを運営し12年目を迎える、指導者の石川代表(41)=宿河原在住=は「チームや学校の違う初対面の子ども同士が、試合を通じて刺激し合い、成長する機会になれば」と思いを込め、夏休み中の開催に至った。
27日は夕方から夜にかけ、2学年ずつU-8、10、12のクラスを用意。各クラス5人チーム5組を編成し、対戦相手を替えながら3分間の試合を重ねた。会員の加藤聖大君(下沼部小3年)は「練習した技を試して、相手をかわせたのが楽しかった」と笑顔。母親の道子さん(41)は「初めて会った仲間と相談してポジションを決めたり、いいコミュニケーションの機会になった」と手応えを話した。友人の誘いで初参加した斉藤竜太朗君(橘小4年)は「たくさん負けたけど、ドリブルやパスをつないでチャンスをつくれたのがよかった。キーパーをやったときはシュートを止められた」と喜んだ。
石川代表は「社会に出て役立つ人間力を、子どものころからサッカーを通じて育んでいければ。生まれ育った川崎への恩返しとして、これからも地域に貢献していきたい」と展望を語った。
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