合言葉は「残したいまちの写真」--。区画整理事業が進む登戸駅や向ヶ丘遊園駅周辺で、解体前の建物や変わりゆく景色を写真に収め、SNSのインスタグラムで保存、共有しようという活動が広がりつつある。枡形在住のグラフィックデザイナー、スミナツコさん=人物風土記で紹介=が半年ほど前から始めた試み。幼少から高校時代の思い出が詰まるこの地で、「まちの歴史として写真に残して、みんなで共有できるアルバムになれば」と思いを込める。
麻生区出身のスミさんは、向ヶ丘遊園駅そばの母の家に幼少のころよく通っていたという。家があった場所は区画整理で今は公園に変わったが、付近を流れていた小川や橋、周辺の路地が記憶に刻まれている。ここ数年で事業進展が加速し、「まちの景色が気がついたらなくなっていたりする。その寂しさを、やりがいや充実感に変えられたら」と写真を撮り始めた。
インスタグラムによる写真の保存は、ハッシュタグで「残したいまちの写真」や、その後ろに「登戸」「向ヶ丘遊園」を付けて展開中。現在、100点を超える写真が集まっている。コロナ下で撮影会やイベントが実現しにくい今、「タグがあれば、いつでも誰でも参加できる企画。SNSの特性を生かして、地元の多くの方に興味を持っていただければ」とスミさん。写真の投稿や閲覧はインスタグラムで。
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