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多摩区・麻生区 文化

公開日:2021.08.27

登戸そだて隊
交わる場 ゆるやかに
8月、土曜日の「宿場市」

  • 区画整理が進む登戸駅西側の空き地に設けられた会場

  • 「ママのわ」として出店したブース

 昔ながらに人とモノが交わる、まちづくりの休憩処に――。土地区画整理事業が進む登戸駅西側で8月21日、「登戸宿場市」が開かれた。会場は新しい建物に囲まれた「建設予定地」となっている空き地。地元店の味が並ぶマルシェやキッチンカー、ドローン体験などが集まり、ゆるやかな交流が生まれた。





 8月の毎週土曜日を開催日とし、市民団体・登戸そだて隊が企画。代表の高山康司さん(44)は「区画整理前のコミュニティが崩れてしまい、なかなかまちづくりができない。町の情報を知りたいという声も多く、コロナ禍で顔が見える場が求められている」と話す。小田急電鉄と川崎市がにぎわい創出に取り組む「登戸・遊園 ミライノバ」とも連携し、先を見据える。





 この日は「たまくママのわ(仮)」として、共に3児の母親の楠部静代さん(41)、中村ふみよさん(39)がヨーヨーすくい等で出店。多摩区で子育てママのコミュニティをつくろうと、来場した親子と言葉を交わした。「多摩区に住んで5年目。育休中のママさんなど子育てでつながる居場所をつくりたい」と楠部さん。中村さんは「今まで地域に関わったことがないママさんたちと一緒につくっていけたら」と思いを話した。

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