多摩区暴力団等排除協議会の会長を務めて12年目になる 星川 光明さん 菅北浦在住 61歳
「やさしさ」 で築く縁
○…多摩警察署と一体で暴力団追放活動を推進する協議会に、発足時から携わり34年。会長に就いて12年目、会員は100人を超える。「うちの会員さんは行動力、理解力がある」。駅前キャンペーンや区民祭等でのパレード、横断幕設置と、啓発活動を次々に実行。コロナ下も情報共有を重ね、今後はSNS活用も視野に入れる。「提案したことを実現できるのも会員の力があってこそ」
○…機械関係の会社員を経て、「自分の手でものづくりをしたい」と21歳で建築の道へ。現場経験を積んで菅に会社を興し、28歳のころ誘いを受け川崎青年会議所に入った。同じ時期に多摩区で同協議会が発足し、会員に。本腰を入れたのは平成の中頃。会員が十数人の状況下、当時の副署長から「盛り上げてやってくれ」と頼まれた。「飲食や建築、サービス業…各業種の会員が知り合いや団体に足を運んで、まちのために協力を仰いだ」。その積み重ねが、今の結束につながる。
○…生まれ育ちも菅。少年時代よく釣りをした多摩川は「自分の川だと思っていたくらい」身近な存在。30代からは自らの船を持ち、釣りを趣味に東京湾へ出る。若くして独立し、付き合いを広げた一方、「とにかく夢中で、3人の子がいつ大きくなったかもわからない」とも。今では、5人目の孫の誕生を心待ちにする祖父の顔を見せる。
○…現在、多摩区には暴力団事務所は存在しない。名称のイメージから活動の理解を得る大変さも感じてきたが、「警察と連携した全国組織の一部」と胸を張る。経営者としても、大事にするのは「人にやさしくあること」。「人がいるから自分がいる。自然素材を使った家づくりをするように、人とのお付き合いもやさしく」。親切に丁寧に、生き方を貫く。
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4月19日