川崎市民プラザ(高津区新作1の19の1)が、施設の大規模修繕のため10月1日から来年1月3日まで全館休館する。改修のための長期休館は今回が初めて。
市民プラザは会議室やギャラリー、プール、体育館などが揃った多様な用途の施設。開館から41年で老朽化が進み、建物の長寿命化を目指して改修される。工事は受変電設備機器やスプリンクラーヘッドの入れ替えなどが予定されている。
隣接するごみ焼却処理施設「橘処理センター」も工事中で、焼却時に発生する蒸気を同館に受け入れる「蒸気橋」も新設予定。蒸気を同館プールの温水化に利用する配管が通り、歩道にもなるという。11月に骨組みができ、来年3月の完成を見込んでいる。
休館中は館内や日本庭園などに入ることはできないが、バスロータリーや西門、南2門は開放される。同館の担当者は「工事は安全安心に利用してもらうために必要なもの。再開館後にまた来館してもらえれば」と話している。
![]() 蒸気橋イメージ=市提供
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