川崎市の登戸土地区画整理事業で整備が進む都市計画道路「登戸2号線」。開通前の道路で11月20日(土)、「登戸まちなか遊縁地」が開催される。区画整理の空き地を活用して6年目になる同イベント。これから新たな建物が並ぶ同地への魅力ある店舗誘致を掲げ、有志らによる実行委員会が試行錯誤を重ねる。
まちなか遊縁地は、区画整理の換地に伴う商店の解体・移転で更地が増えていた登戸地区に、向ヶ丘遊園があった頃のにぎわいを再現しようと2016年に初開催。昨秋まで12回を数える。
登戸駅と向ヶ丘遊園駅をつなぐ登戸2号線は、25年度完工に向けて市が整備に注力する主要道路の一つ。遊縁地の実行委員会を担う市民団体「のぼりとゆうえん隊」(黒崎泰由代表)は9月、2号線で市が主催した体験会イベントにブース出店。「まちなかマッピング」と題し、来場者が登戸地区の地図にお気に入りの店舗情報を貼っていく企画を行った。集まった情報は60件以上。メンバーの一人は「まちづくりを身近に感じ、情報を知ってもらうのが目的。今後も住民目線で区画整理後のまちの将来を考えるきっかけをつくりたい」と明かす。
遊縁地は実行委が地元商店会と共同で主催。これまでメリーゴーラウンド等の遊具や飲食店ブース、ライブステージを設けて楽しさを演出しながら、まちづくりの展望に関する来場者への意識調査を重ねてきた。今回は実行委の建築士による相談窓口を設け、過去のアンケート結果の掲示や意見募集も行う。黒崎代表は「これから家を建てる方に1階を店舗にすることのメリットを伝えるなど、店舗誘致を進め、イベント本来の趣旨を発信していきたい」と強調。登戸区画整理事務所は「こうした活動はありがたい。方向性は共通しているので、これからも一緒に協力していければ」と期待を込める。
あす20日は飲食出店やステージ、遊具などを予定。午前11時から4時で荒天中止。詳細はインスタグラムなどSNS。
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