創立40周年を迎えた川崎市立長尾小学校(松浦徹校長・児童数223人)は11月20日、記念式典を開いた。歴代校長や学校関係者、6年生が出席し、全校児童が学年ごとに歌や演奏、寸劇など趣向を凝らして発表。日頃の学校生活に感謝を込め、長尾小や地域の魅力を表現した。
40周年のスローガンは「個性かがやく一等星 あいさつの種を植えて笑顔の花を咲かせよう」。トーンチャイム演奏や校歌斉唱のオープニングに続き、「祭り」をテーマにした太鼓や踊りを5年生が披露して開幕。1年生は校内を探検して見つけた場所や教員の魅力を紹介した。まち探検を題材にした2年生は「せかい たからもの大会」と題した寸劇を行い、地元の宝物として妙楽寺や等覚院を説明。審査員に扮した児童が迫真の演技を見せる一幕もあった。
東高根森林公園の魅力に迫った3年生は、ザリガニが登場する寸劇も。同園を宣伝する自作CMを生演出して会場を沸かせた。4年生はあいさつや笑顔、歌声を「大切なもの」として合唱した。
6年生は「つなげる未来」をテーマに、入学してからの6年間を振り返り、歌にのせて発表。「いろいろな種から長尾に笑顔の花を咲かせたい」とメッセージを発信し、迫力ある合奏を披露した。エンディングは5、6年生の合唱で花を添えた。
式典をはじめ記念事業は、現役・歴代PTA役員や教員らによる実行委員会が進行に従事。飼育池の循環器やビオトープ整備、校庭遊具整備のほか、児童主体によるスロープ壁画制作や水道タイル画制作、植栽整備などが行われた。実行委員長の高橋晃さん=人物風土記で紹介=は「この式典が子どもたちの心に残り、いい思い出になればうれしい」と語った。
長尾小学校は1982(昭和57)年、稲田小学校と向丘小学校から分離独立し、児童398で開校。「友情の木」として両校から贈られた金と銀のモクセイが、今も正門そばで児童たちと地域を見守っている。
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>