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多摩区・麻生区 文化

公開日:2021.12.03

岡本太郎美術館
ベラボー生誕110年
軌跡たどる常設展

  • 岡本氏の日常の姿をとらえた写真

  • 油彩『明日の神話』が圧巻の展示室

 川崎市岡本太郎美術館(枡形)で開催中の常設展「生誕110周年 ベラボーな岡本太郎」。代表作『太陽の塔』をはじめとした「ベラボーな」作品とその軌跡に、さまざまな視点から迫っている。

 『明日の神話』『傷ましき腕』といった油彩から彫刻、日用品、家具まで幅広い作品を集めた同展。趣味を楽しむ岡本氏を写した写真も、人間らしい一面を見せてくれる。中でもみどころの一つが『太陽の塔』の資料やグッズ。大阪万博当時の設計図や写真のほか、派生して作られたぬいぐるみやフィギュア等も並ぶ=写真上。学芸員の佐藤明由美さんは「館としても最近グッズを収集していて太陽の塔だけでもこんなにある。難しく考えずに太郎さんの楽しさが伝われば」と話す。

 母・かの子さんの評伝『かの子撩乱』を著し、同館の開館記念講演も務めた瀬戸内寂聴さんが先月亡くなったことを受け、追悼のパネルや同著書も展示している。

 企画展「戦後デザイン運動の原点」も同時開催、1月16日まで。要入館料。詳細は同館サイト。

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