多摩区・麻生区 経済
公開日:2022.02.25
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ベーカリーHOKUO閉店へ
登戸店など39店舗 2月末まで
小田急沿線など東京、神奈川を中心に39店舗を展開していたベーカリーの「HOKUO」が2月28日をもって全店閉店する。川崎市内に5店舗、多摩区内にはJR登戸駅「味の食彩館のぼりと」3階で営業してきた登戸店がある。
店舗を運営する(株)北欧トーキョー(座間市)は昨年12月、事業環境の変化を踏まえ、全店舗の営業終了を発表。新百合ヶ丘店など10店舗が(株)ドンクに事業譲渡されることも決まった。
同社は1988年に創業し、翌年に1号店を経堂(世田谷区)に開業。登戸店は2006年12月に開店し、喫茶スペースを併設する店舗として、店内で手作り創作パンを焼成してきた。南武線と小田急線の乗り換えなどで利用されることが多く、同社の担当者は「喫茶比率が全店の中でも一番高く、打ち合わせやランチなどの需要が高かった」と特徴を説明する。
市内には他に、麻生区で90年に開業した百合ヶ丘店をはじめ、栗平店、新百合ヶ丘店、川崎区の川崎アゼリア店がある。
担当者は「閉店のニュースが流れた際には、『残念』と声をかけていただくことが非常に多く、皆さまから支えられていたことを改めて感じました。残り数日ですが、最後までよろしくお願いします」とコメントを寄せている。
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