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多摩区・麻生区 社会

公開日:2022.03.11

川崎市
多摩沿線道路で事故防止
登戸など4カ所 啓発運動

  • 多摩水道橋付近の歩道で、のぼり旗を手に啓発

 高津区宇奈根の多摩沿線道路付近で先月、自転車に乗った男性が自動車との接触で亡くなる事故が発生。これを受け、同道路に接する市内4区は3月7日、交通安全の啓発運動を一斉実施した。

 活動場所は多摩区と高津区、中原区、幸区の沿線道路の各地点。多摩区は多摩水道橋近くの歩道で、警察署員や多摩交通安全協会の会員、区危機管理担当の職員ら8人が参加した。各区では午後2時から約1時間、「交通安全」「みんなで守るルールとマナー」「自転車左側通行」などと書かれたのぼり旗やハンドサインを掲げて注意喚起。自動車のドライバーや自転車利用者にルール順守を呼びかけた。

 この沿線では、一昨年から昨年にかけて自動車と接触した歩行者(1人)の死亡事故が幸区で2件、中原区で1件発生している。区危機管理担当は「不幸な事故をなくすために、地道な取り組みを今後も続けたい。これを機に、各区や各団体とも力を合わせていく」、多摩署交通課の署員は「交通事故ゼロを目指し、道路の危険性を周知していく」と話した。

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