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多摩区・麻生区 文化

公開日:2022.03.25

浄水場 災害備えて
長沢 見学会に20人

  • 説明を聞く参加者=同会提供

 市民団体・かわさきの安全でおいしい水道水を守る会(町井弘明代表)が3月11日、長沢浄水場の見学会を行った。会員や地域住民20人が参加し、浄水場の災害対策について学んだ。

 市上下水道局職員らが災害時の対策を中期計画に基づいて説明。給水車の台数や給水栓の状況、停電時の対応、リニア新幹線工事の水道施設への影響などについて解説した。

 水道管の耐震化については36・7%進行しており、年間1・6%ずつの更新計画で38年かかると説明。重要な管路は今年中に耐震化を終えるという。同会は「地震や火山灰に強い地下水浄水場復活を」と求めた。

生田の水製造終了

 市は今月、ペットボトル飲料「生田の天然水 恵水」の製造終了を発表した。生田浄水場の井戸から汲んだ地下水を詰めて販売していたもので、災害時の飲料水備蓄など市広報等で活用されてきたが、プラスチックごみの削減など環境に配慮し今年度で終了。販売は来年2月まで、在庫がなくなり次第終えるという。守る会の町井代表は「(生田浄水場の)復活の願いのシンボルとも言うべき恵水の製造中止は残念な出来事」としている。

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