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多摩区・麻生区 社会

公開日:2022.04.08

川崎市
市制100年へ 方向性示す
今年度、実行委を組織

  • 都市緑化フェアにおける生田緑地のイメージ=市提供

 川崎市は2024年7月1日に迎える市制100周年に向けて、記念事業の基本的な考え方を先月策定。「オール川崎市」で施策を推進するため、行政だけでなく市民や企業、団体などで構成する実行委員会を22年度中に組織する方針を示した。

 1924(大正13)年に川崎町と大師町、御幸村の合併によって市制を施行した川崎市。100周年記念事業の実施期間は2024年4月から25年3月までとしている。基本理念では、周年の契機を「『あたらしい川崎』を生み出していく新たなスタートライン」に位置付けている。

緑化フェアに注力

 市は記念事業の基本方針に【1】ブランドメッセージへの共感を喚起する【2】新たな100年に向けて文化として根付くムーブメントを起こす【3】市民一人ひとりのシビックプライドを醸成する――の3つを設定。【2】では新たな文化を育むきっかけとして、24年度中に開催する「全国都市緑化かわさきフェア」に注力。多摩区の生田緑地も主要会場の一つとなる同フェアで、「川崎らしいみどり」を発信していく。

 100周年事業と緑化フェアの実施にあたっては、庁内で組織された推進本部のほか、市民らも参画する実行委員会を組織。市と実行委が連携し、既存の枠組みにとらわれない柔軟な体制づくりや、若年層の参加促進等の仕組みづくりを進めるという。具体的な事業内容等を定める実施計画も今年度中に策定。準備期間においても、市全体の機運を高めるPR事業等を行うとしている。

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