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多摩区・麻生区 社会

公開日:2022.07.15

川崎稲田ライオンズクラブ2022—23年度 新会長インタビュー 多摩区を支える奉仕活動
信頼し合い「ともに」進む
濱野 成章さん

  • ●…川崎稲田ライオンズクラブ会長に今月就任。向ヶ丘遊園駅北口、1967年創業の(有)稲田農業不動産・代表取締役。登戸在住、53歳。

 30代から80代まで、世代を超え信頼し合う会員30人で新年度が始まった。会長として掲げたテーマは「前へ、仲間とともに」。「とも」には、「共」と「友」両方の意味を込めた。「コロナ禍で足踏みしていたところから前進し、仲間と一緒に奉仕の心を持って取り組む」と顔を上げる。

 献血活動や途上国支援のためのペットボトルキャップ回収、本収集による犯罪被害者支援など、幅広く活動する同クラブ。入会した2016―17年度はちょうど50周年だった。「年上の人たちがよく声をかけてくれて、楽な気持ちで入れた」と感謝する。恒例の小学生サッカー大会主催を筆頭に、近年特に力を入れるのが青少年育成。「世界で活躍する人たちは夢ではなくて、目標を持っている。ちゃんと子どもたちに伝えていけたら」

 兵庫県淡路島出身。小学生から高校まで野球に打ち込んだ。18歳、母の兄が創業した稲田農業不動産がある登戸へ。向ヶ丘遊園駅前の店舗で働きながら、少年野球・登戸ユニオンズの監督も8年務めた。区画整理の変遷を見つめ、同社も今年移転。2代目として、次代への継承にも思いをめぐらす。

 登戸小PTA会長や青年会議所など、全力で奔走した40代までを振り返り、「若いときにやりすぎた」と目を細める。「今は無理なくできることを」。クラブの会員増強もその一つ。「元気なうちに仲間を増やしたい。数は力になる」

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