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多摩区・麻生区 社会

公開日:2022.07.22

西長沢
浄水場見学に28人
守る会、理解深め

  • 見学する参加者=同会提供

 市民団体・かわさきの安全でおいしい水道水を守る会(町井弘明代表)が7月12日、宮前区潮見台の西長沢浄水場の見学会を行った。市民ら28人が参加し、ビデオ鑑賞や施設見学、質疑応答で理解を深めた。

 西長沢浄水場は神奈川県内広域水道企業団の浄水場で、1974年に供給開始。現在は川崎市民が使う水道水の半分、年間約25万トンを販売しているという。

 施設見学では、汚れた水の処理に使用する次亜塩素酸ナトリウムや硫酸、凝集沈殿剤などの役割について場長が説明。老朽化の更新や水道料金、民間委託をしている排水処理などの話もあった。参加者からは「普段から安全に気を配る職員たちの姿勢がうかがえた」「生田浄水場の見学もしたい」との声が上がった。町井代表は「活性炭も含め年間2億8千万円も使ってやっと飲める水にしているとわかった。地下水活用の浄水場ではこれらの措置は必要ない」と振り返った。

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