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多摩区・麻生区 文化

公開日:2022.08.19

中野島地区
キッチンカーでにぎわい
8カ月で延べ40台出店

  • 飲食を買い求める来場者

 多摩川沿いのコワーキングスペース「パークインプレイス」(布田1の12/木村由季代表)の駐車場で8月6日、キッチンカーマルシェが開催され、多くの人でにぎわいを見せた。

 駐車場の空いているスペースを活用して地域を盛り上げたいと、中野島のパン屋「パントレプレナー」と昨年12月から開催しているマルシェ。パントレプレナー従業員の清水雄太さん(22)が、「中野島に飲食店が少ない」という声を多く聞いたことから考案した。毎月開催を続け、8カ月間で延べ約40台のキッチンカーが出店。実施頻度も増え、7月からは第1・3土曜日と毎週日曜日に開催している。

 6日に初出店したHAWAIIAN DREAMの鎌田貴浩代表は、オリジナルのロコモコを3種類販売。「多くのお客さんが来てくれて、味わってもらえた」と喜んだ。夫婦で立ち寄った新屋栄美子さん(47)は「お祭りのようで楽しい。コロナ禍で遠くに出かけにくい中、定期的に気軽に立ち寄れるマルシェはうれしい」と話していた。

 次回は8月20日(土)午後3時から8時。4台のキッチンカーのほか、施設内カウンターでバーデンダーが酒類もふるまう。「地域を盛り上げたい」と思いが一致した多摩区ソーシャルデザインセンターも初参加し、ヨーヨー釣り等を行う。

 購入したものを施設内で食べられるのも大きな特徴。木村代表は「こだわりのキッチンカーがそろう。さまざまな食べ物が食べられる機会なので、気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。清水さんは「すべての年代が楽しめるマルシェを継続して、地域を盛り上げたい」と思いを語った。

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