子どもたちが川に親しむ自然体験の場を提供する「かわさき水辺の楽校」が8月7日、恒例の魚釣りイベントを二ヶ領用水の宿河原取水口近くで開催した。親子ら40人が釣りと、網を使った川底の生き物観察「ガサガサ」を楽しんだ。
今回は田園調布学園大学(麻生区)人間科学部の長岡智寿子准教授と、ゼミ生の和田悠生さん、中山隼輔さんの4年生2人が学生ボランティアも兼ねて初参加。文部科学省指定の「社会教育士」に関するカリキュラムで、同大学が今春開始した社会教育実習の一環で現地入りした。
参加者らが釣り上げたのは、モツゴやオイカワなど約30匹。調布市に住む和田さんは「多摩川は身近な存在だったが、このような自然に触れるイベントがあることを初めて知った。子どもたちにとって地元の友達が増えるきっかけになりそう」と期待を込めた。長岡准教授は「屋外での実習は初めて。地元ならではの自然環境で、地域活動を通じたまちづくりを知る場としては最適」と手応えを語った。
当日は大田区で活動する「羽田水辺の学校」のメンバーも参加。かわさきの校長・安立潔さんは「いろんな人と交流し、学び合えてよかった。子どもたちに教える役割として若者の力も活用していきたい」と総括した。
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