多摩区・麻生区 スポーツ
公開日:2022.10.21
バレーボールV1女子・NECレッドロケッツ
経験を力に、結果へ
生田中出身 塚田しおり選手
バレーボール・Vリーグ女子1部が10月29日(土)に開幕する。川崎を拠点とするNECレッドロケッツは同日、ホーム・とどろきアリーナ(中原区)で埼玉上尾メディックスと対戦する。在籍6年目を迎えた多摩区出身のセッター・塚田しおり選手(28)が、意気込みや地元への思いを語った。
◇ ◇ ◇
上位3チームのファイナルステージ進出を逃した昨季。「大事なところで取り切れなかった。アタッカーに託す精度を上げていかないと」。元セッターの今村駿コーチのもと、心構えや体の使い方を学び成長を重ねた。176センチの高身長を生かし、「ネット際でのオフェンスに注目してもらいたい」と強みを語る。今季のテーマ「日本一元気なチームになろう」を胸に、苦難を乗り越える明るさで優勝を目指す。
何事にも 熱く全力で
登戸の幼稚園に通い、遠足といえば生田緑地。東生田小では夏はボール運動、冬は縄跳びに打ち込み、休み時間も活発に遊んだ。運動会では4年までリレー選手、5、6年では騎馬戦の大将に。負けず嫌いな性格でクラスを引っ張った。
母親がやっていたバレーボールは幼少から触れた身近な存在。3つ上の兄が中学に上がるタイミングで、西三田のクラブに所属した。生田中の部活では「体力的にも、人間的にも鍛えられた」。主将や学級委員を務め、「勝負ごとに熱くなっちゃう」と合唱など学校行事に全力を注いだ。強豪・市立橘高校(中原区)に進むと、3年でインターハイ優勝。「率先して行動で見せる」、そんな主将像を貫いた。
学校教員になることを考え、筑波大へ。「もし実業団に入るなら地元のNEC」との思いを持っていたところ、声がかかった。市内小中学生向けの教室や地域貢献のごみ拾い活動、地元商店会らからの応援も受ける同クラブ。今夏は、教室で生田中生との交流もあった。「1個上の先輩の時に作ったTシャツと同じ柄が受け継がれていて、懐かしかった」と目を細める。
「ここで育った力を糧に今季こそは日本一。多摩区の皆さんにもっとチームを知ってもらえるように結果を残す」。緑豊かな地元へ思いをはせる。
ピックアップ
意見広告・議会報告
多摩区・麻生区 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












