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多摩区・麻生区 社会

公開日:2023.02.03

救急法 実技で県3位
多摩消防団の女性団員

  • (右から)高橋さん、森川道代さん、三好さん、藤森さん=多摩消防署提供

 多摩消防団の女性団員が1月22日、海老名市で行われた日本赤十字社神奈川県支部主催の「赤十字救急法競技会」に初出場し、総合実技競技で3位に輝いた。40チームが出場する中、総合成績でも8位入賞となった。

 4人1組で救護活動の技術を競う同大会。第25回の今回は、三角巾を腰に結んでから解く動作のタイムを競う「本結びリレー競技」と、複数の傷病者の発生を想定した「総合実技競技」の2種目で開催された。

 メンバーは昨年、三角巾の畳み方から練習を開始。4回の合同練習でチームワークを高め、それぞれ個人練習も重ねて技術を身につけた。

広める契機に

 出場した三好智恵さんは「多摩区に救急法をどうやって広めていくかと議論にもなり、課題や将来展望も見えてきた」、藤森幸恵さんは「皆さんにも救命救急の重要性を知ってもらえたら」と振り返った。リーダーの高橋真理さんは「救命措置を必要とする方を一人でも多く助けたいという気持ちを大切に、広める活動をしていきたい」と今後を見据えた。

 多摩消防団の増田朝光団長は「関東大震災から100年。今後起こりうる大規模災害に非常に役に立つこの実技を、全団員が学び区民に広げ、地域防災力の向上につなげたい」と総括した。

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