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多摩区・麻生区 社会

公開日:2023.03.10

区画整理 事例で学び
のぼりとミーティング

  • グループごとに話す参加者

 登戸で活動する団体の交流の場「のぼりとミーティング」が3月1日、区役所で開催された。町内会や社会福祉協議会のほか、区画整理事務所職員など関係者を含め約30人が出席。オンライン参加も交え、意見を交換した。

 のぼりとミーティングは区地域ケア推進課が2018年度から取り組む地区単位の地域連携の一つ。団体による活動紹介やパネル展示など、形式を変えながら継続してきた。今回は区画整理が進むまちのこれからを考えようと、専門家からの助言として東海大学建築都市学部特任准教授の後藤純さんを招き、講演会を行った。

 後藤さんは「区画整理をした他都市から登戸を考える」と題し、千葉県・柏の葉エリアなどを事例にまちづくりの手法や方向性を説明。超高齢社会を前提に、「のぼりとミーティングが担う役割は地域マネジメント。区画整理を活用して包摂力のあるまちづくりを進めてほしい」と語った。

 講演を踏まえたグループごとの話し合いでは、「小さく集まれる拠点がたくさんできれば」「活動に加入するきっかけが必要」といった意見も。登戸東本町会の古田茂会長は「多くの人たちがよくしていこうと考えていることが、今後も続いていくとうれしい」と話していた。

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