多摩区・麻生区 社会
公開日:2023.03.24
多摩消防団 機動部隊
訓練で技術向上
多摩消防団の機動部隊が3月11日、川崎市消防訓練センター(宮前区)で大規模災害に備えた訓練を行った。隊員12人が参加し、資機材の取り扱いを実践した。
多摩消防団では東日本大震災の教訓を踏まえ、2011年に機動部隊を創設。大震災や土砂災害の発生時に、団員らが所有する重機等を使用して人命救助や道路の障害物除去を行うなど、多摩消防署と連携して活動できるよう体制を整えている。
今回は消防署員の指導のもと、エンジンカッターとチェーンソーの点検や取り扱い、切断を実践。機動部隊統括隊長の井口保副団長は「今後起こりえる大地震や土砂災害発生時に、消防署と消防団が連携して地域を守るため今後も訓練を行っていく」と気持ちを新たにした。
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