多摩区・麻生区 教育
公開日:2023.11.17
生田小学校
つなごう 歴史のバトン
150周年式典 地域で祝福
今年創立150周年を迎えた市立生田小学校(渡邊晴美校長)の記念式典が11月11日、同校体育館で開催された。児童や職員をはじめ、PTAや近隣の教育機関、商店会や自治会、地域団体の関係者らが集い、節目を祝った。
同校は1873(明治6)年、観音寺本堂を仮校舎に「五反田学舎」として開校。81(同14)年5月15日に今の生田出張所の場所に校舎が落成し、現在はこの日を開校記念日と定めている。
式典は合唱団・計画委員による歌と演技で開幕。児童に名を呼ばれ参加者の前に立った記念事業実行委員会の原田知治実行委員長は同校の歩みや地域の変遷を語り、この日に至るまでの関係者の長年の努力と協力に対し謝辞を述べた。続いて、PTAの栗原智子会長、渡邊校長が順に登壇。渡邊校長は、「つながる」をテーマに教育活動に取り組んだ今年、記念事業の一環で空に放った風船が、同じく150周年を迎える関東の小学校2校をはじめ、さまざまな交流につながったことを紹介。「生田小で学んだことを生かし、誰かと何かとつながって前へ進んでいくことが生田の歴史のバトンをつないでいくこと」と、周年記念スローガンに掲げた「自然と共に成長し 生田の歴史 バトンをつなげ」になぞらえてあいさつした。
児童は1年生から6年生まで、それぞれ友達・自然・地域・福祉・歴史・未来をテーマとし、地元と紐づけて歌や合奏、演劇などを披露。終盤には福田紀彦市長、青木功雄市議会議長も駆けつけて祝辞を述べた。
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