多摩区・麻生区 教育
公開日:2023.11.24
登戸小学校
歴史をつむぎ、未来へ
150周年で記念式典
今年創立150周年を迎えた市立登戸小学校(田中克義校長)の記念式典が11月18日、同校体育館で開催された。児童や職員、PTAや自治会、地域団体関係者らが集い、節目を祝った。
同校は1873(明治6)年6月5日に、登戸村第198番小学登戸学舎として善立寺内に開校。1947年に川崎市立登戸小学校となった。現在の児童数は761人。
式典は5、6年生による川崎市歌で幕を開けた。田中校長は同校の歩みを振り返り、「時の流れとともに社会は変化してきたが変わっていないのは学校に通う子どもたちの元気な姿。活気ある学校生活は地域、保護者、歴代学校長や教職員の支えがあったおかげ」とあいさつ。児童が意見を出し考案した周年のスローガン「歴史をつむぎ 未来へ進歩 バトンをつなごう登戸の子」に込めた思いなども紹介した。
福田紀彦市長らの祝辞、周年マスコットキャラクターの紹介、校歌斉唱=写真=と続き、創立150周年記念事業実行委員長の田邊嘉秀さんは100周年時に自身が同校2年生だったとし、「田んぼのあぜ道を通学した。あっという間に時間は過ぎるので一年一年を大切に。200周年の時に登戸小のために尽力できる大人になって」と呼びかけた。児童は地域への感謝、夢や希望、周年の祝いの気持ちを込め、歌や合奏、劇、言葉を学年ごとに発表した。
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