多摩区・麻生区 文化
公開日:2024.02.09
考え、向き合う座禅体験
菅地区社協、玉林寺で
菅馬場の玉林寺本堂で1月27日、座禅を体験する企画が行われた。菅地区社会福祉協議会こども福祉部が青少年育成のために毎年実施している。
近隣の小学生と保護者ら20人が参加し、静かな中でそれぞれが自分自身の心を見つめ直した。同寺の大塚高道住職は「体験では、自分のペースで体調を見ながら無理のないように」と話した。
大塚住職が参加者の姿勢を正す姿も見られた。木の棒「警策」を、「文殊菩薩の手の化身。お仕置きをするためのものではなく、温かくみなさんを励ますためのもの」と説明。3回に分けて、約30分間座禅を体験した。
最後に大塚住職は「生きていく上で、課題や問題、悩みごとがある。1つのことをじっと考え、向き合う時間は大切。座禅を行うことで、今までと違った生活が見えてくるのではないか」と参加者に伝えた。親子で参加した渡邉桃子さん(11)は「初めての座禅。足が痛かったけれど、何も考えずに集中することができて、楽しかった」と笑顔を見せた。母親の京子さんは「親子で気軽に参加できる企画はありがたい。よい思い出になった」と振り返った。
こども福祉部の大澤深雪部長は「親子で共通の話題を持てる機会。座禅という、いつもと違う体験を真剣に楽しんでもらえた」と述べた。
同寺では、毎月第4日曜日午後5時から約1時間、定例の「坐禅会」を開催している。予約不要で参加できる。
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