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多摩区・麻生区 社会

公開日:2024.02.16

認知症カフェで理解深め
毎月第2金曜 区役所で

  • Togetherのメンバー。中條さんは右から2人目。テーブルの上にあるのは布で作った認知症サポーターキャラバンのマスコットキャラクター「ロバ隊長」

 認知症について気軽に相談したり理解を深めたりしてもらおうと毎月第2金曜日、多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩区役所1階)で認知症カフェ「Caféハチドリ〜オレンジバージョン〜」が開かれている。

 「誰でもふらっと入ってもらい、おしゃべりをしながら認知症への意識を高めてもらいたい」と主催する認知症家族会Togetherの中條共子代表(69)。開催時間は午前10時から午後3時までで、2月9日は認知症サポーターをしているという人や外から見て気になって入ってきた人など10人以上が訪問。こだわりのコーヒーを飲みながら会話を楽しんだ。

 会のメンバーは11人。全員区内在住で認知症介護の経験者だ。「介護の相談をし合う中でコミュニティーができた。次世代の人々のために、より良い介護の環境を作っていこうと活動を始めた」と中條さん。昨年11月に第1回を開催し、2月で4回目となった。中條さんは「少しでも認知症に興味があればおしゃべりしましょう。カフェに参加した人たちによる新たな家族会の誕生につながれば」と話す。

 多摩区の資料によると区内では1月現在、7カ所で認知症カフェが開かれている。

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