(株)川崎フロンターレが運営する複合スポーツ施設「Anker フロンタウン生田」がこのほど、開設1周年を迎える。
同施設は市上下水道局の生田浄水場用地の活用のため、フロンターレと市が地元の団体や住民、大学などと連携して整備を進め、昨年3月25日に開業した。約4万8000平方メートルの敷地に人工芝グラウンド2面、屋内外テニスコートや体育館、スタジオなどを備え、テナントも入居。市が整備した生田多目的広場や生田ふれあい広場なども隣接し災害時の一時避難場所としての機能も併せ持つ。
この1年、フロンターレアカデミー(若手の育成組織)の活動拠点として未来を担う選手の輩出に取り組むとともに、市民向けの健康促進事業などを展開。昨年6月には市とフロンターレが多摩区のまちづくりに関する包括連携協定を締結し、地域スポーツに関わる事業を推進してきた。
浦野珠里支配人は「地域の皆さんの『居心地の良い場所』になることを目指し無我夢中の1年だった」と振り返り、「自主事業のフィットネスや多摩区との活動を通し、皆さんとふれあう時間を感じることができている」と地域との関係性の深まりに手応えを明かす。藤井智弘多摩区長は「協定に基づき、互いの強みを生かす形でスポーツ、コミュニティー、防災などの地域課題解決に向けた取り組みを進めてきた。来年度は市制100周年記念事業の一つである多摩区スポーツフェスタを、フロンタウン生田を会場に加え開催するなど、引き続き川崎フロンターレと連携し、地域課題の解決と魅力あるまちづくりの推進に向け取り組む」と話す。
浦野支配人は次の1年を「アカデミーの育成拠点、その活力を感じてもらえる場、地域の皆さんの生活に溶け込む場所として多摩区とともに活動していきたい」と展望。「フロンターレならではのエッセンスを取り入れ『健康への気づき』『自分の好きなこと』を見つけてもらえる場にしていきたい」と新たな事業展開にも意欲を見せる。
生田ごっちゃ祭
オープン1周年を記念して同施設で3月24日(日)、「生田ごっちゃ祭」が開かれる。午前10時から午後1時。トークショーやテニス、ゴルフ体験、ミニ健康長寿フェスタなどさまざまな企画で参加者をもてなす。参加無料(一部企画除く)。雨天時は内容が変更になる場合あり。詳細は同施設ウェブサイト。
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