意見広告・議会報告
県政報告㉚ 拉致被害者救出の国民大集会に参加 神奈川県議会議員 小林たけし
「金正恩さん、いつもあなたのそばにいるお嬢さんが突然目の前から消えたとしたら、どんなお気持ちになりますか?」
昨年に続き、県政報告【2】(https://www.townnews.co.jp/0205/2023/07/07/686606.html)でも書いた「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」に参加しました。冒頭の言葉は、横田早紀江さんが壇上から客席に訴えた悲痛の叫びです。息子の拓也さんからは「北朝鮮には憎しみしかないが、親が元気なうちに一目、姉のめぐみに会わせてやりたい」との趣旨の言葉がありました。家族会メンバーで拉致被害者の親にあたるのは88歳の横田さんと、有本恵子さんの父で95歳の明弘さんだけとなりました。そのため今回の決議文は、日本が北朝鮮に課している制裁解除に反対しない旨を明記するなど時間的制約があるご両親を最優先に被害者の一刻も早い救出を強く求めるものへ変化しました。
主催者の一人である黒岩祐治神奈川県知事からは、拉致問題や被害者の苦しみを広く社会に知らせるために制作された映画を県立高校の生徒に視聴してもらうプログラムについて報告がありました。しかし公開から18年近く経つものの、その後は進展なく続編を制作する機運が高まらない実情についても、併せて指摘があったところです。
拉致問題の風化が進みます。そんな中でも横田さんと同じ川崎市民として、引き続き救出に向けた応援を継続します。
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3月14日