県政報告㉞ 8月9日 神奈川県西部地震をうけて 神奈川県議会議員 小林たけし
スマートフォンからの突然の警告音で、皆さん驚かれたと思います。南海トラフが話題になった直後で、スーパーマーケットからミネラルウォーターが消えたとの報道もありました。オイルショック時のトイレットペーパーやコロナ流行初期のマスク不足と同様に、日頃から最低限の防災備蓄品を揃えておくことが重要です。
そんな中で、神奈川県として災害対策に向けた広報をしている施設を紹介します。県の中央部・厚木市に位置する神奈川県総合防災センター(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/zn2/bousaicenter/homepage.html)です。県の災害史から災害対策、避難所が再現されたスペースや災害食、そして災害体験VR(特殊映像視聴)を通じて必要なことはひと通り学べます。また、震度7の地震、風水害としての超強風、迷路に煙が充満している想定での避難などを体験できるツアーも用意されています。写真中央の柱には、2011年東日本大震災時の各地の津波の高さを表示しています。一番高い福島県相馬市で9・3m。私など、ひとたまりもなく津波に飲み込まれてしまうことは明白です。
課題は、総合防災センターまでのアクセス。最寄りの小田急線愛甲石田駅から歩くと早くても30分。バスの利便性も良いとは言えず、タクシーが一番効率的です(約10分、1500円〜2千円程度)。それでも訪問する価値がありますので、涼しくなりましたら是非お出かけください。
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