県政報告㊳ 横田めぐみさんの拉致現場に立って 神奈川県議会議員 小林たけし
10月5日は何の日かご存知ですか?
明日10月5日は、47年前に北朝鮮によって拉致された横田めぐみさんの誕生日です。そして1964年生まれのめぐみさんにとって、今年は60回目の誕生日を迎える節目の年でもあります。
神奈川県が取り組んでいる拉致被害者の救出活動に私も加わっておりますが、残酷にも時間だけが刻々と過ぎているのが現状です。私自身の非力をただただ恥じておりますが、少しでも、より主体的に拉致事件を考えるため、そして自分自身を鼓舞するために、新潟市中央区に所在する拉致現場と言われる場所周辺を歩き回りました。
写真の中の看板には、今も情報提供を求める警察からのメッセージが書かれています。この場所から左に目をやると、目の前には日本海が広がります。そして通行人に話しかけると、当時横田家の皆さんが住んでいた日本銀行の社宅の場所や、連れ去られたとされる具体的な曲がり角まで丁寧に教えて頂きました。
事件現場に立つことによって、そして僅か13歳の女子中学生が連れ去られた情景を想像することによって、実感を持って拉致問題に向き合うことが出来たと感じています。奇しくも、めぐみさんのお母さんである早紀江さんは私たちと同じ川崎市民。私は県議会議員として、県立高校生徒が自国で起きた拉致事件を知る環境を、これまで以上に整備したいと考えています。
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11月8日