意見広告・議会報告
市政報告【6】 かながわパーキング・パーミット制度導入について みらい川崎市議会議員団(多摩区)田倉俊輔
私はこれまで、川崎市が第3期総合計画で目指す「どこよりも子育てしやすいまち」を実現し、わずかでも少子化に歯止めをかけるため、「子育て応援駐車場」の設置を求めてきました。川崎市は11月1日より「かながわ障害者等用駐車区画利用証制度(パーキング・パーミット)」を導入しましたが、本制度は元々優先駐車区画の適正利用を促すための仕組みであることから、制度開始にあたり懸念される点を、令和6年第4回定例会の一般質問で問いました。
導入された制度では、車いすマークの駐車区画を、車いす使用者等広い幅(350cm以上)を必要とする方のための駐車区画とする一方で、妊産婦などを、広い幅を必要としない一般幅(250cm程度)の優先区画と別に定義している点で、川崎市のこれまでの運用と差異があります。また、妊産婦に発行される利用証の期限は、先行している山梨や長野が1年半、2年としているのに対し神奈川では1年です。
そこで、制度導入の経緯と市独自の有効期限、ベビーカー積み下ろしを十分にできる幅の確保を定めることができないか問いました。回答はいずれも県の施策に準じて行うとのことでしたので市が実情に合わせ、より主体的に取り組むよう要望致しました。登録された優先区画は川崎市内に67カ所213区画ですが、民間の登録は3カ所9区画に留まります。民間施設が導入するにあたり、市が率先して制度の理想的な運用を示し市民の利便性を第一としたものとなるよう引き続き注視して参ります。
※制度詳細は下記HP参照
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1月17日