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多摩区・麻生区 社会

公開日:2025.06.27

多摩区 防災関連4者
風水害に備え合同訓練

  • 訓練で土砂に埋まる要救助者を救出する署員ら

 集中豪雨や台風などの風水害発生が懸念される時期に先立ち、多摩消防署、多摩消防団、多摩区役所と、同区内に本社のある建設業者で構成される多摩建友会が連携して6月5日、稲田公園と多摩川河川敷を会場に水防訓練が行われた。

 稲田公園のプールでは浸水域を想定して、消防団が保有する組み立て式ボートを水に浮かべ、えい航訓練を初めて実施。井田久団長は「こうした体験を積み重ねていけば、今後いろいろな災害への対策がとれる」と訓練の意義を述べた。

 河川敷では署と団、建友会が連携し、土砂に埋もれた要救助者を重機などを活用して救出する訓練が行われた。森淸仁副署長は、「プロが集まり顔を合わせて訓練することは、災害への備えとして非常に大切なことだ」と訓練を振り返った。

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