多摩区・麻生区 社会
公開日:2025.06.27
西生田小5年生
三角巾で「いざ」に備え
地域住民、赤十字など協力
市立西生田小学校(麻生区)の5年生145人は6月16日、保健体育の時間の中で、三角巾を使用した救急法を学んだ。
講師を務めたのは、かつて東京消防庁に勤め、応急手当指導員の資格を持つ横山孝昭さん(77)ら。今後発生する可能性のある大災害に備え、若い世代の力を発揮してほしいと、同校に相談。樋口彰校長の快諾を受け、麻生区赤十字奉仕団や、セントケア看護小規模ゆりがおかの協力を得て、初めて実施した。
当日は横山さんら講師8人がクラスごとに三角巾の折り方や活用法を伝授。セントケアから一人一人に寄付された三角巾を使って、子どもたちは、足や腕を固定する方法などを実践した。「力がないから強く結ぶのが難しい」と苦戦する姿も見られたが、完成すると互いに見せ合い、うれしそうな笑顔を浮かべた。
横山さんは児童に「いざという時には皆さんの力がどうしても必要。軽症の人は病院や救急車を利用するのが難しい。そんな時にぜひ手伝ってほしい」と思いを伝えた。
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