中原区版 掲載号:2012年4月27日号
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川崎市立井田病院 5月1日より新棟開院 高度な成人疾患医療を担う

木のぬくもりある院内
木のぬくもりある院内

 現在改修工事が進められている市立井田病院の新病棟が完成した。4月14日には竣工式が行われ、阿部孝夫川崎市長ら176人が出席した(病院発表)。開院は5月1日(火)。

 同病院は1949年、結核患者に対応する専門病院として発足。市内唯一の結核病床を持ち、現在では一般医療のほか生活習慣病診療を中心とした専門性の高い医療機関として地域住民の要望に応えている。また、1998年には全国に先駆け、保健、医療、福祉の各機能を包括し、サービスを提供する複合的施設「かわさき総合ケアセンター」を開設。中でもガンなどで生命を脅かす疾患に直面する患者に対して痛みや苦しみを和らげ、患者や家族をサポートする「緩和ケア病棟」の、患者の意思を尊重した医療は全国の病院から注目されている。

 改修工事の対象になったのは築47年から32年が経過している1号棟から3号棟。老朽化が進み、市が実施した耐震診断で震度6から7程度の地震で崩壊する危険性があると判断された。今回完成したのは1号棟。今後は、2号棟・3号棟と順番に工事が進められる。

 完成した新1号棟は、地下1階地上7階建て。免震構造を導入しているため揺れに強く、停電時にも医療機器に電力を供給できる無停電装置を採用した他、3日分の電力をまかなう自家発電装置も備えているという。院内には外来部門や病室が入り、無菌の手術室や急性機能不全の患者の容態を24時間体制で管理するICU(集中治療室)、ガンなどの治療に使われる放射線治療装置(リニアック)などが配置された。

 井田病院では新棟の開院により、がん等の高度特殊医療、成人疾患医療、二次救急医療、結核医療、地域医療連携の5つの医療サービスが強化されたとしている。

 なお、新病棟開院後の稼動病床数は、一般病床245床(ICU・CCU6床を含む)、結核病床27床、緩和ケア病床20床の合計292床で、2号棟・3号棟全てが完了すると383床になる予定だ。

 竣工式で阿部市長は「東日本大震災の影響で工事の遅れが懸念されたが、無事引き渡しができた。今後も地域の医療ニーズにこたえ、安全・安心な医療を提供したい」とあいさつ。長秀男井田病院病院長は「市民に信頼され、安心してもらえる病院作りをこれからも目指していく」と話した。
 

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