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約4割のドライバーが居眠り運転を経験『睡眠時無呼吸症候群』の危険性 取材協力/すずき耳鼻咽喉科クリニック<いびきのご相談>
睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されたドライバーの約4割が居眠り運転を経験しているという。交通事故や災害事故を引き起こす危険性を、『すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉』に取材した。
交通事故率は約7倍
警視庁が実施したアンケートによると、睡眠時無呼吸症候群と診断されたドライバーの約40%が居眠り運転を経験しているという。また、SAS患者の居眠り運転による交通事故率は健常者の約7倍という報告も出ている。
メタボや糖尿病との関連も
「この病気は本人に自覚がなく、家族や友達から指摘されて気づくことがほとんど。高血圧や脳卒中・脳梗塞、心筋梗塞を起こす危険性は3〜4倍になり、メタボリックシンドロームや糖尿病との関連もあります。睡眠中の酸欠状態が血液をドロドロにし、細い血管が詰まりやすくなります。昼間の眠気が仕事に支障をきたすことも多いです」と鈴木院長。
検査は夜来院で朝帰宅
日本での患者数は約300万人と推測されており、働き盛りの男性に多い傾向がある。太っていて喉が小さい人に起こりやすいと言われているが、「日本人は顎が小さい人が多いため、太っていなくても無呼吸が起こりやすい」。
検査は夜11時に来院して(応相談)、翌朝4〜7時に帰ることができ、仕事や家庭への負担も少ないという。
治療法としてはCPAPや口腔内装置、ラジオ波治療がある。ラジオ波治療は腫れた鼻粘膜を収縮させ、鼻が詰まった状態でも可能。ハウスダストなどのアレルギー性鼻炎にも対応。保険適用で片鼻2700円。同院では6000例以上の治療経験がある。
お盆の時期も診療
同院は携帯電話やパソコンから受付・待ち時間の確認ができる(再診のみ)。なお、お盆の期間は休診日以外は休まず診療している。
ヤリイカ、マイタケ...春の味を楽しんで5月3日 |
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4月26日